未来のクルマの、その先へ。
加速する研究開発体制。

当社の研究開発部は、10年、20年先の自動車市場、技術の動向を見据えながら、次世代ヒューズのみならず、さまざまな要素技術の開発を目的として、2012年に発足しました。今後、自動車市場は、環境規制(NOx・CO2各国環境規制、カリフォルニアZEV: Zero Emission Vehicle)の強化に伴って、ますます電動化、軽量化が加速するものと予想されています。また、安全運転支援システムの普及や自動運転システムの登場により、さらに多くのセンサーが搭載されていくことは間違いありません。そうしたなかで、ヒューズ開発で培った回路保護技術、ノウハウをベースに、セラミック技術などを活用したデバイス開発、高エネルギー対応の要素技術開発に挑戦しています。このような将来を見据えた研究開発を行うためには、従来の概念にとらわれない柔軟な発想が必要と考え、社内外から多様な人材を集め、専門領域の垣根を超えた知見を融合し、革新的なイノベーションの創出を目指しています。

研究開発では、「軽量化」「高エネルギー化」「高機能化」「コストダウン」をキーワードとしています。まず、軽量化に向けては新しい材料の加工技術に積極的に挑戦。バッテリーの高容量化、急速充電のニーズの高まりを受け、1000ボルトを超える高エネルギーにも対応できるヒューズを視野に入れた要素技術開発も進めています。高機能化に向けては、従来のヒューズ技術にこだわらず、材料面、設計面で基礎からの見直しに取り組んでおり、セラミックデバイスの開発に着手しています。コストダウンに向けては、自動化、装置のプラットフォーム化を意識したヒューズ組立要素技術の開発を設計、設備設計の垣根を超えて実施しています。

これらの研究開発では、最先端の知見を有する学術機関とも連携。活発な意見交換を通して、アイデアを深めるとともに、綿密な分析・解析によって、研究データの信頼性を高めています。

未来のクルマのその先へ、PEC R&Dはさらに加速します。

自動車用ヒューズ