独自の金型製作ノウハウと技術で、
高精度な加工を実現しています。

太平洋精工(PEC)のプレス製品の優れた加工品質を支えるのが、独自に築き上げた「金型製作技術」です。エンジンを支持するエンジンマウントや、停車を確かなものとするドラムブレーキ、電気回路を保護するべく確実に切れるヒューズ・エレメント。一つひとつの部品は小さなものですが、安全性と信頼性を確約するその役目の大切さは計り知れません。当社は長年積み上げてきたノウハウと先進の技術で、ヒューズ用の高精度部品や自動車用高張力鋼板部品のプレス加工を行っています。

±0.002mm以下の金型加工精度、幅0.06mmの抜き加工を実現

ヒューズの溶断部は幅や加工精度により、特性が変わります。特に5アンペア以下の容量の小さいヒューズでは違いが顕著に表れます。PECでは高い加工精度で、確かな部品を供給し続けています。

最大600tプレス機サイズまでの金型製作に対応

マルチスローブローヒューズのエレメントやブラケットなどの自動車用プレス部品は高い圧力が必要とされます。PECでは600tプレス機サイズの金型も製作できる技術を有しています。

最大780Mpaの超高張力鋼板加工を実現

高い強度と張力を有する超張力鋼板は、板厚を薄くしても強度を確保できるため、軽量化が著しい自動車部品などに続々と採用されています。張力が強く加工の難しいこの鋼板も、高精度な金型の製造、適切な加工プロセス、機械操作ノウハウによってプレス加工を実現。高度化する自動車関連企業の要望にお応えしています。

板金加工と成形加工、2つの異種技術を持つ

板金加工技術と成形加工技術を持つ当社では、プレス部品と樹脂の組み立て部品やインサート成形部品の受注も承っています。

精密金属プレス