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2025年 代表取締役社長 年頭挨拶

2025年1月6日、新年互礼会を開き、社長から年頭の挨拶がありました。要旨は以下の通りです。

新年あけましておめでとうございます。2025年、巳年の幕開けにあたり、こうして皆様とともに新しい一年を迎えられることを心より嬉しく思います。

昨年2024年を振り返りますと、スポーツ、政治、そして経済、とりわけ自動車産業において実にさまざまな出来事が起こり、「変革・転機・激動」の年であったと実感しております。自動車業界は、電動化・ソフトウェア化が加速し、グローバルサプライチェーンの再編成、さらには業界再編の動きが一段と顕著になった一年でした。この動きは自動車メーカーにおいても例外ではなく、昨年末には国内大手自動車メーカー間での経営統合に向けた動きが本格化し、新たな企業グループの誕生が模索されています。
当社では、中長期計画"2030+Beyond"を踏まえ、2025年の重点実施項目として以下の3つの重要な柱を設定しました。ここには単なる事業戦略にとどまらず、私たちの未来を見据えた強い意志と、人間中心の価値観、そして社会に貢献していくという想いが込められています。

1. 人財・経営力の強化と魅力ある企業の実現
人こそが当社にとって最も大切な宝物です。健康経営の推進、多様性に配慮した職場環境の整備、競争力ある処遇の実現、人財育成やキャリア支援などを一層充実させてまいります。

2. 急激に変化するカスタマーニーズに対応する製品・事業戦略
地域ごとに異なる市場の電動化・排ガス規制・ユーザー嗜好などをふまえ、新製品開発や新技術への取り組みおよび戦略的拡販を強化してまいります。

3. 理想の工場づくりの推進と競争力のある製品・技術・量産プロセスの実現
生産性向上策やデジタル技術の積極導入、さらには品質改善やCO2削減活動を通じて、グローバル競争に耐えうる強靱なものづくり基盤を構築します。

最後になりますが、皆様の益々のご健康とご健勝を祈念して年頭のあいさつとさせて頂きます。

以上

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