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2024年 代表取締役社長 年頭挨拶

2024年1月8日午前8時00分より、新年互礼会が大垣工場にて実施され、小川社長が年頭の挨拶を行いました。
要旨は以下の通りです。

新年あけましておめでとうございます。今年は年初から令和6年能登半島地震や羽田空港における航空機の衝突事故がありました。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様ならびにそのご家族に心よりお見舞いを申し上げます。

昨年を振り返ってみますと、新型コロナウィルスへの対応が緩和され経済回復の期待があったものの、ロシアのウクライナ侵攻が継続しているだけでなく、イスラム組織ハマスとイスラエルの軍事衝突、また中国における不動産バブル崩壊の懸念など、世界経済の現状や先行きは決して芳しい状況とは言えませんでした。
自動車産業に目を向けますと、コロナ禍以前の水準には及ばないものの、新型コロナウィルスの対応緩和や半導体不足の解消によって販売台数は回復基調を示しています。ただ、販売の中身を見てみると、次世代車(xEV)の販売台数が中国や欧州を中心に大幅に増加しています。このトレンドは今後も継続し、2030年には現在販売台数の4倍を超えるとも予測されています。

当社では、2030年とその先のニューモビリティを見据えた、中長期計画"2030+Beyond"について、昨年10月に現状と今後に向けての取組みについて全社で共有しました。そして、上記を踏まえ、今回のPECグループ方針では"2030+Beyond"に向けたマイルストーンを新たに設け、その中で3つの柱を策定しています。

1つ目の「"人"を中心に据えた経営力の強化」は最重要課題として位置付け、魅力ある会社づくりに努めていきたいと考えています。働きやすい職場環境整備、モチベーションアップに繋がる施策、従業員の成長をサポート、従業員同士のコミュニケーション活性化等に注力していきます。
2つ目の「戦略的なマーケティング」では、変化し続ける市場でのビジネスチャンスを捉え、リアルタイムで共有化し、常に新製品や技術開発の優先順位をアップデートし、ダイレクトなコミュニケーションによりお客様の信用と信頼を勝ち得ていきたいと思います。
3つ目の「競争力のある製品化・量産プロセスの継続的な改善」ではモノづくり力の全般的な強化を掲げ、世界の競合と戦える生産の効率化と価格競争力の実現を目指していきます。

最後になりますが、皆様の益々のご健康とご健勝を祈念して年頭のあいさつとさせて頂きます。

以上

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