人を知る - We are Colorful Creators!個性と創造力にあふれたPEC社員。
そんなカラフルクリエイターを紹介します。

ここが聞きたい!若手社員への10の質問

どうしてPECを選んだの?
電気も機械も勉強してこなかったけど大丈夫?
気になるところを入社数年の若手社員に聞きました。

お互いが利益になる
ポイントを見つける。
討論で培ったスキルが
生かせています。

藤井元晴2017年入社

営業部営業課営業係所属

同志社大学法学部出身

学生時代、打ち込んだことを教えてください。

大学で法学を専攻していたのですが、学問としてのおもしろさに目覚め、とにかく研究や討論会に明け暮れていました。実際、法律は学んでみると奥が深い学問です。条文だけ見ると平板な文章がつらなっているようにしか見えないかもしれませんが、それが適用される場面では、裁判官の判断だったり、学者の学説だったり、解釈の仕方によって変化が起こります。一時はそのまま研究の道に入ろうかと思ったほど熱中していました。

学生時代、どんな未来を思い描いていましたか。

実は就職活動が始まるまで、長いスパンで将来どうしていきたいかを考えたことはありませんでした。法律の勉強はやりがいがありましたし、とにかく目の前のことに集中していました。就活の時期が来て、突然、自分がこれから数十年続けられて、生活もできて、人生の軸にできるようなものは何かあれこれ考えを巡らせるようになりました。そして思い当たったのが、子供の頃からずっと好きだった車に関わる仕事をしたいという思い。今まで培ったスキルを企業で活かすこともできるんじゃないかと思ったんです。

就職先としてPECを選んだ理由を教えてください。

ニッチな分野に特化して、大きなシェアを持っているというユニークさですね。大手の自動車メーカーも検討しましたが、PECが経済産業省の「グローバルニッチトップ企業100選」、中小企業庁の「元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれていることは、判断を大きく後押ししてくれました。

学生時代の経験でいま生きていると感じるものはありますか。

営業の仕事は、単に自社製品を買ってもらうことだけが目的ではありません。売る側と買う側の両方が最大限の利益を得られるよう、すり合わせをすること。それが営業活動の最大の目的だと思います。そのためには相手の言葉の真の意味を解釈し、状況を整理することがキーになります。実はこれ、大学時代、法律の問題について討論していたときにとても似ています。討論で勝つには、相手の言葉の裏を考え、主張の一貫性が崩れていないかを見抜かなければなりません。当時は相手のあらを探すことばかりしていましたが、今では相手が求めていること、求めてないことを分析していくのに役立っています。

現在所属している部署の役割について教えてください。

一言でいえば、お客様と社内をつなぐ窓口です。顧客を開拓して、既存の製品やサービスを販売していくだけでなく、ときにはお客様の要望を聞き、実現していく過程で全く新しい製品やサービスをプロデュースする重要な役目を担うこともあります。発送や在庫管理も担当しています。

これまででいちばん印象に残っている仕事はどんなものでしたか。

あるお客様とのお取り引きで、入社以来初めて引き合いから製品の納入まですべてに自分が携わったったときのことはよく覚えています。ご要望を伺って、設計が新しいヒューズを提案したのですが、コスト面で難色を示され、比較的低コストで用意できる既存品の中から条件に合うヒューズを探しました。なんとか合致しそうなモデルが見つかったのですが、形状がご要望とは合わず、その後、何度もお客様とやり取りを繰り返しました。最終的には仕様に納得していただき、お客様にも喜んでいただくことができました。一つの取り引きでも製造用の金型や工程の調整、発送などいろいろな部署との連携が重要なことがわかりましたし、上司の鮮やかな営業の手際を間近で学ぶこともできました。

これから挑戦してみたい仕事はありますか。

これまで当社はヒューズ事業で高いシェアを保ってきましたが、最近ではヨーロッパでも競合する新製品が続々と発表されています。これから勝ち残っていくためにも、これまでにない画期的な新製品が必要だと考えています。それを自分の手で提案できたらいいなと考えています。

PECのおすすめできるところを教えてください。

グローバルな視点と地方らしさ、それぞれの良さを兼ね備えた会社だと思います。世界的なシェアを持ち、6ヶ国8拠点という大企業にも負けない世界規模の展開をしている一方で、国内では大垣に国内拠点が集中していて綿密なコミュニケーションがとれるメリットもあります。社内の雰囲気もいいですし、いい意味で肩肘を張らずに仕事ができています。

週末の過ごし方を教えてください

休みの日は必ずジムに行きます。最近ではトレーニングの成果もあって、ベンチプレスで100kgが上げられるようになりました。また、最近では先輩に勧められてトラウトフィッシングを始めました。涼しい時期はよく釣れるシーズンなので楽しみにしています。

人生のモットーを教えてください。

逆説的ですが「人生には意味などない」です。運命とか生まれてきた使命というものに私は根拠をあまり感じられないのです。結局、それは神様でもなければ確かめられません。私はなるべく合理的に考えて生きていきたいんです。だからこそ、人生に意味は求めず、自分自身で切り開いていこう。それこそが人生だと思っています。