FIA 世界耐久選手権 (略称 WEC)は、全9戦が行われ､ルマン24時間以外は6時間の耐久で行われます｡

車両は計4クラスがあり､トップクラスのLMP1に参戦するチームは、ハイブリッド車での参加義務があり､トヨタは車両の開発をPEEがあるデュッセルドルフに近いケルン(Cologne)と、日本の東富士研究所で行っています｡

トヨタは2012年の参戦からハイブリッドシステムを搭載しており、PECヒューズもトヨタの活躍の一助となっています｡2014年にはドライバーズ部門とマニュファクチャラーズ部門の年間タイトルを獲っています｡

ドイツのお隣のベルギーには、車で2時間のところにスパフランコルシャン(Spa-Francorchamps)というサーキットが有り、毎年WECとF1が開催されます｡

2016年5月にスパフランコルシャンでWECレースが開催されましたが､トヨタはレース途中のトラブルで脱落してしまいました｡また、6月に開催されたルマン24時間では最後の一周というところでトラブルが発生し､悲願の優勝を逃しています｡